冬キャンプを安心して過ごすキャンプ場選びのコツ

冬キャンプを安心して過ごす キャンプ場選びのコツ

冬キャンプに挑戦したい人が増えている昨今。レジャーシーズンの緑あふれる景色とは異なり、星空の美しさや暖房器具の暖かみ、雪が降る場所なら銀世界での宿泊など、冬でしか味わえない体験ができます。

もちろんそれなりの道具が必要ですが、合わせて施設選びも大事なポイント。今回は、これから冬キャンプに挑戦したい人に向けて、どのような施設で泊まるのがいいのか、そのポイントをご紹介します。

施設選びのコツはこの5つ

— そもそも施設が営業しているかどうか

以前までは、冬になると水道や道路の凍結などを理由に、施設をクローズするのが一般的でした。最近では冬キャンプが広まり、冬でもオープンするキャンプ場も増えてきましたが、かなり積雪する地域では閉鎖することがよくあります。

ホームページやSNSなどを見て、事前にキャンプ場が開いているか確認しましょう。また、かなり積雪が見込まれる予報が出た場合、キャンプ場から急遽閉鎖することが決定することもありますので、心配な人は事前に問い合わせてみましょう。

— AC電源サイトがあるか

近年はポータブル電源ブームにより、以前から人気であるAC電源付きサイトを利用する人が減ったそうです。しかし、ポータブル電源は寒さに弱く、消耗が激しかったり、容量が少なくなると急に電気が切れてしまったりすることがあります。

電気毛布やホットカーペット、そのほか高出力の電化製品を使いたい人は、AC電源を使って安定して電気を使えるサイトを選ぶようにしましょう。その際、電源から離れても使えるように延長コードを用意しておくと便利です。

ただし、多くのAC電源サイトでは10A(1,000W)〜20A(2,000W)の電力数で設定されており、それより大きい消費量の電力を使うと落ちてしまいます。電気消費量の目安として、電気ストーブは10A、ホットカーペットは8Aとなっています。サイトの電力数を確認するとともに、使用する電化製品の消費量はチェックしておきましょう。

— 避難できるコテージ、バンガローはあるか

自然環境において、天候の変化はよくあること。冬キャンプにおいては雪が降ることがありますが、場合によっては風を伴って吹雪くこともあり、一気に積雪することもあり得ます。雪が降ることを想定した荷物がないと、最悪危険な状況になることも。

コテージやバンガローなどの建物があれば、積雪しても倒壊することはほぼありません(100%ではありませんが)。積雪向けの道具を持ち合わせていない場合、早めに判断して施設に連絡し、コテージやバンガローへ避難するようにしましょう。ちなみに、夕方以降だと管理人が不在になることがありますので気をつけましょう。

— 冬向けのレンタル道具はあるか

夏場のキャンプに比べ、冬場のキャンプはどうしても荷物が増えます。そのため、車に載せられない道具が出てきたり、慣れていない人はギアを家に忘れてしまったりする可能性もあります。

毛布やホットカーペット、冬向けの寝袋、そのほか冬キャンプにあると便利な道具がレンタルできれば、借りたほうが安心することもあります。持っていく荷物に制限があったり、冬向け道具を用意できなかったりする人は、施設の道具のレンタルすることをおすすめします。

— 暖房便座、お湯など施設が充実しているか

冬キャンプでも快適に過ごしたい人は、炊事場でお湯が出るかどうか、トイレの便座に暖房機能があるか、なども調べておきましょう。お湯が出れば冷たい水で指がかじかむのを防げますし、油汚れもスムーズに落ちます。また、便座が冷たいと身に染みて用を足しにくくなりますが、暖かいと安心できます。

ちょっとした設備ですが、あるのとないのとでは快適性は大違い。冬キャンプが心配な人は、遠慮なく施設に聞いてみましょう。

【余談】道中に急斜面、山道はないか

スタッドレスタイヤを履いていても、凍結した路面の運転は危険です。特に、太陽が出ていない早朝や日陰の場所は、かなり滑りやすくなっています。ましてや登り坂となれば、スリップやスピンを起こしやすい状況です。

雪のある生活に慣れていない都心に住む人は、凍結した路面を走らないようにし、キャンプ場へ向かう途中に坂道がないか事前に確認するようにしましょう。

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