夏キャンプの服装はどうすればいい?

夏キャンプの服装はどうすればいい?

ファッションは、ご自身の志向に合わせて着るもの。それはキャンプでもしかり。ですが、季節によっては注意すべきポイントがあります。
今回は夏キャンプの特徴と、それに合わせて考慮すべきところをご紹介します。

夏キャンプの特徴

— 日中は暑く、紫外線が強い

夏場の日中は暑い、と言うのは言わずもがなですが、特に木々に覆われていない開けた場所だと直射日光を遮るものがないため、紫外線を多く浴びます。
また、標高が高いと気温が下がり、100m上がると、0.6度C下がると言われています。しかしその分、太陽に近くなるので紫外線の強さが増します。日が暮れると気温も紫外線も落ち着きます。

— 標高が低いと虫が活発的に動く

虫の生態によりますが、たとえば蚊は25〜30度Cがもっとも活発的に活動する気温とされており、それ以上の気温に上がったとしても、日が沈み始めて該当の気温帯に入ると活発になります。
一方で、15度C以下になると活動が鈍くなるとされています。つまり、標高が高い場所は気温が下がるため虫が活動しにくく、低い場所は気温が上がるため虫が活発的に動くことになります。

夏キャンプにおすすめの服装

夏の特徴をもとに、キャンプ中はどんな服装が理想なのか。ここからは、おすすめの服装をご紹介します。

— 速乾性に優れたものを着る

特に設営・撤収時や運動しているときはたっぷりと汗をかきます。かいた汗は衣服が吸収して蒸発し、元の状態に戻る、と言うのがメカニズムです。
ところが、コットン100%だと蒸発しにくく、濡れた状態が続きます。濡れたままだと、体を冷やして風邪をひく可能性があります。汗をかいたら早く乾くような衣服を選ぶといいでしょう。

— 上は半袖TシャツでOK、しかし

ただし、紫外線が心配な人や虫に刺されたくない人は、長袖の衣服を着ておくといいでしょう。その際、繊維の目が広いものだと、たとえば蚊の口が入りやすく刺されやすくなりますので、麻100%の素材などは注意しましょう。

— 下はロングパンツがおすすめ

虫除け対策は上半身に意識が行きがちで、下半身はどうしてもおざなりになりがちです。ましてや近年の研究によると、足の臭いが強いと蚊に刺されやすくなるという報告がなされています。
しっかりと虫除け対策をしていれば短パン(ショーツ)でも問題ないですが、心配な人はロングパンツを穿くといいでしょう。

— 帽子を用意しておく

特に木々のない開けた場所や、標高が高いところは直射日光をダイレクトに受けるため、帽子を用意しておきましょう。できれば、ブリム(つば)の広い帽子があれば、前だけでなく首の後ろも日光を防げるのでおすすめです。

— 足元はシューズもしくはブーツ

前述したように、足の臭いが強いと虫が寄ってきやすい傾向があります。特に、夏場は暑さで足も汗がかきやすく、同時に臭いも強くなります。
定期的に足を拭いたり、虫除けスプレーを拭いたりなど、対策をすればサンダルでもOKですが、心配な人はシューズもしくはブーツを履きましょう。
なお、キャンプ場によっては芝が長い、もしくは雑草が茂っているところは足を傷つける可能性があるため、注意が必要です。

— アウターは必ず持っていく

急な天候変化で、雨が降ったり寒くなったりすることが多々あります。そのため、日中が暑くてもアウターは持っていくようにしましょう。
特に、保温性のあるものと撥水性があるものを2種類用意しておくと安心です。荷物を少なくしたいようであれば、撥水性のあるマウンテンジャケットがいいでしょう。

— サコッシュやキャンプ向けベストがあると便利

財布や家の鍵などはクルマの中に入れて保管できますが、腕時計やスマホは持ち歩く人がほとんど。 特に後者について、パンツやシャツのポケットに入れるのもいいですが、しゃがむ際には邪魔になり、脱ぎ着した際に肌身から離れる可能性があります。
そのため、サコッシュやポーチなどを用意して、その中に収納しておくといいでしょう。もしくは、ポケットを豊富に配置しているキャンプ向けのベストがあると便利です。
ここでご紹介したのはあくまで“理想”であり、“マスト”ではありませんので、ご参考までにチェックしてください。

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